かきあげバングと柔らかなレイヤーでつくる、大人可愛い【ミディアムレイヤーカット】

前髪なしで大人っぽく。ワンカールで叶える柔らかなミディアムレイヤー
ミディアムレイヤーカットで、大人っぽさと柔らかな動きの両方を楽しみたい方におすすめなのが、
今回ご紹介する前髪なしの毛流れミディアムレイヤーです。
鎖骨下の長さをベースに、顔まわりから後ろへ自然につながるレイヤーを入れることで、
正面・横・後ろのどこから見ても髪に立体感が生まれるようにデザインしています。
特に今回のスタイルで印象的なのが、顔まわりの大きな毛流れ。
前髪を作らず、頬骨からフェイスラインに沿って後ろへ流れるようにレイヤーを入れることで、
顔まわりをすっきり見せながら、大人っぽく抜け感のある印象に仕上げています。
難しい巻き方をしなくても、毛先をワンカールするだけでレイヤー部分が自然に重なり、
柔らかな動きが生まれるのもポイント。
「ミディアムの長さは残したいけれど、重たく見えるのは嫌」「前髪なしでも顔まわりを華やかにしたい」「毎朝簡単にスタイリングできる髪型にしたい」という方にもおすすめのミディアムレイヤーカットです。
スタイリスト
TAKAHIRO NUMAGUCHI
沼口 高弘
WaysTOKYO 明治神宮前本店/スタイリスト

【今回のミディアムレイヤーカット】
今回のスタイルでは、ただ髪を軽くするのではなく、
顔まわりの毛流れ・全体のレイヤーのつながり・毛先の厚み・後ろ姿のシルエット
の4つを特に大切にしています。
ミディアムヘアは長さがある分、レイヤーを入れないと重く見えやすい反面、
レイヤーを高く入れすぎると毛先が薄くなったり、まとまりにくくなったりする場合があります。
そこで今回は、顔まわりにはしっかりと動きが出るようにレイヤーを入れながら、
後ろにいくにつれて自然につなげ、毛先には適度な厚みを残しています。
サイドから見ると顔まわりが柔らかく後ろへ流れ、バックから見るとレイヤーが重なり合って丸みのあるシルエットに。
ストレートでもレイヤーの段差が自然に見え、ワンカールするとさらに立体感が出るため、
その日の気分によって雰囲気を変えられるスタイルです。
FRONT
フロント
SIDE
サイド
BACK
バック



【今回のカラー|柔らかなベージュブラウンカラーでレイヤーの動きを引き立てる】
今回のミディアムレイヤーカットには、柔らかなベージュブラウン系カラーを合わせています。
赤みを抑えながら、ブラウンのツヤ感とベージュの柔らかさを残した色味なので、
明るめでも派手になりすぎず、大人っぽい印象に。
レイヤースタイルは毛束が何層にも重なるため、光が当たる場所と影になる場所が生まれます。
そのため、透明感のあるベージュカラーを合わせることで、
レイヤーの段差や毛流れがより立体的に見えるのもポイントです。
明るめのカラーだけでなく、グレージュ・ブラウン・暗めベージュなどとも相性が良く、
髪色を大きく変えられない方でも楽しめます。

【カラー比較】

【今回のミディアムレイヤーのこだわり】
| 長さ | 鎖骨下のミディアムレイヤー |
| レイヤー | 顔まわりから後ろへ流れるようにつながるレイヤーを入れ、 正面からは小顔見え、横からは柔らかな毛流れ、後ろからは立体感のあるシルエットに。 |
| 前髪 | 前髪なしのセンターパート〜かきあげ寄り |
| カラー | 柔らかなベージュブラウン系カラー |
| スタイリング | 32〜38mm程度のコテで毛先をワンカール 仕上げはヘアオイルや柔らかいバームを少量なじませ |
前髪なしでも華やかに見える顔まわりレイヤー
今回のスタイルの一番のポイントは、前髪を作らずに顔まわりへ大きな毛流れを作っていることです。
頬骨付近からフェイスラインに沿うようにレイヤーを入れ、後ろへ自然に流れるように調整。
前髪なしのスタイルは大人っぽく見える反面、顔まわりが重たく見えたり、シンプルになりすぎたりすることがあります。
そこで、顔まわりに複数のレイヤーを入れることで、毛束の重なりと立体感をプラス。
ストレートで仕上げても自然に顔まわりが動き、コテやアイロンでワンカールすれば、より華やかな毛流れを作ることができます。
センターパートや少しずらした分け目など、分け方によって印象を変えられるのも魅力です。
ワンカールだけで動きが出るレイヤー設計
今回のミディアムレイヤーカットは、難しい巻き方をしなくても形になるようにレイヤーの高さを調整しています。
32〜38mm程度の太めのコテで毛先をワンカールするだけでも、短いレイヤー・中間・毛先がそれぞれ違う位置で動き、自然な立体感が生まれます。
顔まわりだけは少し後ろへ流すように巻くと、写真のような大きな毛流れが作りやすくなります。
毎朝何度も細かく巻く必要がないため、スタイリングに時間をかけたくない方にもおすすめです。
ストレートアイロンの場合も、毛先を軽く内側へ通し、顔まわりだけ外へ流すように動かすだけでOK。
カットそのものに動きが出る設計をしているからこそ、シンプルなスタイリングでもおしゃれに見せることができます。
軽すぎない毛先でツヤとまとまりをキープ
レイヤーカットというと、「毛先が薄くなりそう」「パサついて見えそう」と不安に感じる方も多いと思います。
今回のスタイルでは、レイヤーを入れながらも毛先の厚みをしっかり残しています。
量を減らすことだけを目的にせず、動きを出したい部分と重さを残したい部分を分けながら調整することで、軽やかさとまとまりを両立。
特にバックスタイルでは、毛先まで厚みが残ることで後ろ姿がスカスカに見えず、柔らかく丸みのあるシルエットになります。
仕上げにヘアオイルや柔らかいバームを毛先へ少量なじませると、レイヤーの束感がより分かりやすくなり、ツヤのある質感に仕上がります。
360°どこから見ても毛流れが綺麗なシルエット
今回のスタイルは、正面だけでなくサイドやバックから見た時のシルエットにもこだわっています。
正面では顔まわりのレイヤーによって華やかに。
横から見ると、頬から肩にかけて髪が自然に流れ、首まわりには柔らかなくびれが生まれます。
さらにバックは、表面から毛先までレイヤーが自然につながっているため、後ろ姿にも立体感があります。
ミディアムヘアは後ろから見ると重たく見えやすい長さですが、適切な位置にレイヤーを入れることで、厚みを残しながら軽やかに見せることができます。
髪を下ろしている時はもちろん、耳にかけたり、ハーフアップにした時にも顔まわりの毛流れを活かせるのが特徴です。
【ミディアムレイヤー カットの簡単スタイリング方法】
FRONT
前髪
1.根元を軽く濡らし、分け目を固定しすぎないよう左右に振りながら乾かします。
2.前髪部分はストレートアイロンやコテで、後ろへ流すように大きくカールをつけます。
3.頬骨付近の顔まわりレイヤーも同じ方向へ流し、前髪からサイドまで自然につなげます。

SIDE
サイド
1.毛先全体を32〜38mmのコテで大きくワンカールします。
2.顔まわりから中間のレイヤーは、後ろへ流すように外巻きにします。
3.巻いた髪をすぐに崩さず、少し冷ましてから手ぐしで柔らかくほぐします。

BACK
バック
1.バックの毛先は大きめの内巻きをベースにワンカールします。
2.表面のレイヤーを少量ずつ取り、毛先だけに丸みをつけます。
3.手ぐしで毛束を整え、レイヤーの重なりが自然に見えるように仕上げます。

TOP
トップ
1.根元を少し持ち上げながら、ドライヤーの風を下から当てて乾かします。
2.トップの表面を少量取り、コテやアイロンで大きな弧を描くように丸みをつけます。
3.指先で根元を軽くほぐし、自然な高さが出るように整えます。

仕上げは、ヘアオイルや柔らかいバームを毛先から少量ずつなじませます。
顔まわりには手に残った分だけをつけると、重たくならず、ツヤと束感のあるミディアムレイヤーに仕上がります。
【ミディアムレイヤーはこんな方にオススメ】
| 前髪なしの大人っぽいミディアムにしたい方 | 巻くのが苦手な方 |
| 顔まわりに大きな毛流れが欲しい方 | 横顔や後ろ姿まで綺麗に見せたい方 |
| ミディアムヘアに華やかな動きを出したい方 | 髪を伸ばしながらイメージチェンジしたい方 |
| 重さを残しながら軽やかに見せたい方 | ベージュ系の透明感カラーを楽しみたい方 |
| ワンカールだけでスタイリングを完成させたい方 | 大人っぽい海外風の毛流れヘアが好きな方 |
【骨格・髪質に合わせたミディアムレイヤーの似合わせポイント】
面長が気になる方

面長が気になる方は、トップを高くしすぎず、頬まわりに横方向の毛流れを作ることがポイントです。今回のように顔まわりから外へ流れるレイヤーを作ることで、顔の横に自然なボリュームが生まれ、縦長の印象をやわらげることができます。
丸顔が気になる方

丸顔が気になる場合は、頬より少し下から顔まわりのレイヤーをつなげるのがおすすめです。フェイスラインに沿って縦の毛流れを作ることで、顔の横幅を強調しすぎず、すっきりとした印象に見せやすくなります。
毛量が多い方

毛量が多い方は、全体を単純にすくだけではなく、レイヤーによって毛束が動く空間を作ります。中間の重さを調整しながら毛先には厚みを残すことで、広がりを抑えながら軽やかに見せることができます。
ペタッとしやすい方

髪が細い方やトップがペタッとしやすい方は、ペタッとしやすい方は、表面に適度なレイヤーを入れることで自然なボリュームを作りやすくなります。トップを短くしすぎず、髪が動いた時にふんわり見える位置を調整することが重要です。
直毛の方

直毛の方の場合は、ワンカールした時にレイヤーの段差がしっかり見えるように設計します。普段巻かない場合でもまとまりやすく、巻いた時には動きが出るよう、レイヤーを細かくつなぎすぎないことがポイントです。
くせ毛・広がりやす方

くせ毛や広がりやすい方は、レイヤーの位置を高くしすぎないことが大切です。広がりやすい部分には必要な重さを残し、顔まわりなど動きを出したい場所を中心にレイヤーを調整することで、扱いやすさとデザイン性を両立できます。
【よくあるご質問】
- 前髪なしでも顔まわりを小さく見せられますか?
-
はい。前髪を作らなくても、頬骨やフェイスラインに沿う顔まわりレイヤーを作ることで、輪郭を自然にカバーできます。骨格に合わせて長さや毛流れを調整することが大切です。
- レイヤーを入れると毛先が薄くなりませんか?
-
必要以上に髪をすかず、ベースの厚みを残しながらレイヤーを入れることで、毛先がスカスカに見えるのを防げます。今回のスタイルも、後ろ姿にしっかり厚みが残るように設計しています。
- 毎日コテで巻く必要がありますか?
-
必ずしも必要ではありません。ストレートでも自然にレイヤーが見えるようにカットできます。ただし、毛先をワンカールすると今回の写真のような毛流れや立体感がより分かりやすくなります。
- 結べる長さは残せますか?
-
はい。鎖骨下程度のミディアムなら、レイヤーを入れながら結べる長さを残すことができます。普段ポニーテールやハーフアップをすることが多い場合は、カウンセリング時にお伝えください。



